コラム

続・人事部長からの質問

2012/06/14Q.978

社内公用語を英語にした企業が増えてきたせいか、社内で英語の勉強が自然と生まれてきた。会社として何かサポートしたいと思うがコストに見合うような支援はどんなものが有効だと思いますか?

せっかく社内で英語の勉強の意欲が上がってきたのですから、そうしたモチベーションを継続、アップさせるためにも会社として何らかのサポートをというのはわかります。

社内に英語教室を設置したり外部の英語学校の費用をサポートしたりといろいろ支援している企業も増えています。しかし、実際のところ英語能力が上がれば成果が上がるわけでもありません。また英語能力以外にも業務に必要な技量や資格的なものもあるはずです。そうしたものも合わせて会社としてどこまでサポートするかを検討しないと、単に英語好きな人への金額的補助で終わってしまう危険があります。

結局、コストに見合うような支援策というのは考えにくいということです。
会社として社員1人にかける研修教育費の上限を設定して、そこまではどんな内容のコースを選んでもOKというカフェテリア方式の外部研修講座が広まっているのも、掛けたコストの分だけの成果が見えないがやる気のある社員のモチベーションは大事にしたいという理由があるからではないでしょうか。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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