コラム

続・人事部長からの質問

2026/04/27Q.4355

いくら売り手市場とはいえ、求職者は評価を気にして選考の中では本当に聞きたいことを聞きづらいと思います。その中でも最大限、求職者の本音を聞き出すためにできることはあるのでしょうか。

アイスブレイクを強化します。
求職者は実に多様なバックグラウンドを持っています。
対人関係が得意な方ばかりではなく、緊張しやすい方や、過去の経験から慎重になっている方もいるでしょう。
そうした相手に対して、最初の空気づくりができるかどうかは極めて重要です。
どんな状況でも自然に距離を縮められる人は、対話の入り口を広げることができます。

一方で、アイスブレイクが不十分な場合、相手の心理的なガードが下がらず、結果として本音にたどり着けないまま面接が終わってしまうこともあります。
適切なアイスブレイクによって相手をリラックスさせ、誠意を持って向き合えば、本音を引き出せる可能性は高まります。ただしこれは単なる話法の問題ではありません。安心感や誠実さといった人柄の要素も大きく影響します。
面接が上手な人は、理論以前にこの感覚を体得しています。
だからこそ、技術として磨く努力と同時に、面接官の選定や育成のあり方も見直していく必要があります。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役

当社創業期からの中核メンバー。外部ベンダーのエンジニア兼営業として携わっていた1997年、創業者の清水佑三に手腕を評価され参画。黎明期より営業と技術の両面から事業基盤を構築し、2001年に取締役に就任した。 現在の適性検査市場で標準となっ... 続きを読む

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