コラム

続・人事部長からの質問

2026/10/09Q.4465

ジョブ型からスキルベースへタレントマネジメントを移行しようとしています。しかし、仕事に必要なスキル(特にソフトスキル)をどのように定義し、個人のスキルをどのように評価すればよいか苦慮しています。形骸化させないためのスキル定義のポイントやアセスメントの活用方法についてアドバイスをお願いします。

スキルベース組織への移行を本気で進めていらっしゃることがよくわかるご質問です。
スキルベース組織の最大の難しさに、個人のスキル変化、AIの発達、職務や環境の変化にどのように対応し続けるかがあります。

現在、私は人の力で、仕事のスキルを定義し、個人のスキルを評価し、スキルとジョブをマッチングすることは不可能と考えています。スキル定義は、外部機関が更新し続けるスキル辞書を使うべきです。スキル評価は、スキルアセスメントを継続的に行うべきです。スキルとジョブのマッチングはAIを活用すべきです。
このマッチングで重要なポイントは、AIも人と同様にジョブの遂行を担うリソースとして勘案することです。つまり、人とAIとジョブの最適なマッチングをAIを使って機動的に行うという方法をお勧めします。マッチングをAIが行うといっても、最終的な人事の意思決定をするのは人でなければいけません。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

創業期メンバーとして入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成... 続きを読む

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