技術部門でのメンバーの固定化が進み、組織の新陳代謝が起きていない懸念があります。異動を活発化させたいと考えているものの、現場からの反発が強く苦労しています。 現場を巻き込み、前向きに異動を推進していくためのアプローチ方法についてアドバイスをいただきたいです。
技術部門のメンバーが固定化するのは、どこの会社でも起こることです。問題が明確でなければ、異動による活性化は控えるべきです。
以前あった事例ですが、あるメーカーで、技術職と総合職のマネージャーをジョブローテーションでごちゃまぜにしたことがあります。その時も「活性化」のようなキーワードが出ていました。その結果、何が起きたかといえば、いくつものリコール対象の商品が出てしまい、利益がごっそり減ってしまいました。今は技術系のマネージャーが技術部門のマネジメントをしています。元に戻したということです。
部門としての問題が明確な場合には、異動などで解決を図る意味はありますが、そうでなければ、現場の反発の声をよく聞いて、無理に異動させない方が賢明です。
このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役