最近増えているカジュアル面談ですが、情報交換と意欲付けのために、どのような内容を伝えるべきでしょうか?また、実際に面談から採用に繋げるためのコツは何でしょうか?
カジュアル面談とは、求職者と企業が相互理解を深めるために、選考の前段階としてフランクに情報交換する場です。新卒採用でも応募者に「選考ではありませんので気軽にお考え下さい」と場を設けることがあります。
カジュアル面談は相互理解の場であり、原則として選考の合否は決まりません。服装も私服で問題ありませんし、履歴書も原則不要です。職場の雰囲気や面談相手の経験・価値観についての話ができ、求人票だけでは分からないリアルな情報を知ることができます。企業側にとっては惹き付けるための場でもあり、情報交換とのバランスが大切です。
目的は、応募者への情報提供を行いながら応募者の情報を収集し、かつ意欲付けを行い志望度を上げること。そのためには、応募者が知りたい情報を整理し、応募する価値があると判断するための材料を提供することです。ポイントは、具体例を入れながら説明することです。応募者が共感できるような事例なら最適です。
また企業側の良い点ばかりを説明するのではなく、応募者が入社するだけの価値・意味を伝えて、応募者に「必要とされている人材なんだ」と意識してもらうことです。会社を理解してもらうことはもちろんですが、「あなたを理解することも目的です」と伝われば前向きになるはずです。
面談中の対応も大切ですが、面談後の速やかなフォローがもっとも効果を生みます。面談後に内容の振り返りを伝えると同時に、次のステップを明確に伝えて下さい。面談後に「この会社で働くイメージができました」と言ってもらえれば、カジュアル面談は成功です。
このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長