管理職の「背中で学ばせる」スタンスから、コーチング的な関わり方へのシフトを促すには、どのような施策が有効でしょうか。
「背中で学ばせる」から「コーチング」へのシフトは現代の人材開発における潮流です。黙っていてもこの変化は進んでいきますし、じきに背中で教える上司は希少な存在になりますから、放っておいても問題はありません。ただ問題なのは「背中で学ばせる」の名のもとに部下を放置し、能力開発を全く行っていない上司がいるという事実なのです。
優れたピープルマネジメントを行うマネージャーは、必ずコーチング的な関わり方をしていますが、効果的に「背中で学ばせる」を使って能力開発を行います。重要な点は背中からコーチへのスタイルチェンジではなく、部下の能力開発に真剣に取り組む覚悟と能力を持ってもらい、背中も修羅場も1on1もコーチングもカウンセリングも研修もすべてを適切に使って効果的に部下の成長を促すことなのです。
ご質問の効果的な施策として、2つの管理職への取り組みをご提案します。
1つ目はコーチングのスキル開発です。コーチングの考え方と手法を学んでもらい、実践的な訓練を行います。2つ目は管理職へのコーチングです。プロコーチからコーチングを受けることで自分自身が成長実感を持ってもらい、コーチングの効果を体感していただきます。
このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員