オンライン説明会を視聴した学生が選考に進んでくれません。
どういう刺激をすると学生の志望度が上がるのでしょうか?
今どきの学生の志望度が上がるポイントを教えてください。
就活に関する情報、企業に関する情報がネット上で溢れている現状を考えるとオンラインでの会社説明では、学生の心はそれほど動きません。リアルな会社説明会であっても「会社の概要しか示さない会社説明会」では同様ですが、リアルの場では、その後にやり取りできるというメリットがありますので、まだオンライン説明会よりよいかなという程度です。オンライン説明会では、どうしても限られた時間の中で、情報提供に偏りがちになるので、まさに与える刺激を考える必要があります。
学生の志望度が上がり選考に進んでいくのは、提供されたデータ的な情報の内容ではなく、自分がこの会社で働く未来がイメージできるか、この会社は自分に何を期待してくれているかが伝わってくる、自分の役割が見えてくるといった自分の仕事しているストーリーを感じるかです。刺激ポイントはまさに、働く自分を具体的にイメージさせること、そのためには若手社員の仕事内容をリアルに伝えることです。入社後に感じたギャップ、仕事上での失敗やリカバリーした経験、上司やチームの雰囲気などが伝われば志望度は確実に上がります。「この会社でこの人たちと一緒に働きたい」これが最強の志望動機になるはずです。他社との違いも感情で理解できるストーリが効果的です。御社が大切にしている理念、文化といったものをわかりやすく伝えて下さい。「なぜこの事業をやっているのか」「当社が大切にしているもの、価値観はこれです」こうしたものこそ差別化を際立たせます。
学生は、「情報」だけでは動きません。「感情」で動きます。「自分が選ばれている、期待されている」という感覚を与えることです。もちろんオンライン説明会後のフォローもこうした視点から考えて下さい。興味分野別の情報フォローを行う。希望者限定で少人数座談会を開催し特別感を与える。社員からも〇〇さんと一緒に働きたいという声が出ていますと伝える。こうしたことで志望度が上がっていくはずです。
このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長