コラム 人事コンサルタントの視点

OPQで読む職場の人間図鑑シリーズ~第4回:関心領域編

第4回のテーマは「関心領域」です。OPQの「関心領域」は、具体的事物、データ、美的価値、人間という4つの因子から構成されています。
  • 具体的事物:物の成り立ちや仕組み、実務的なことへの関心がどれだけ高いか
    • 高得点者の特徴:手際がよい。物の成り立ちと働き、具体的なことに関心を持つ。
    • 低得点者の特徴:手作業を嫌う。機械がどう動くのかということにあまり興味がない。
  • データ:数字や統計、データを扱うことへの関心がどれだけ高いか
    • 高得点者の特徴:数字を扱うことが好きで、統計データを分析することを楽しむ。事実や数字に基づいて決断する。
    • 低得点者の特徴:事実や数字よりも、意見や気持ちなどを重視する。統計データなどを使うことを避けようとする。
  • 美的価値:美術や音楽などの芸術、デザインへの関心がどれだけ高いか
    • 高得点者の特徴:芸術、文学に関心が高い。文化的活動は重要だと思う。
    • 低得点者の特徴:美的なものを必要とする仕事を「絵空事」として嫌がる。
  • 人間:人の行動や動機を観察し分析することへの関心がどれだけ高いか
    • 高得点者の特徴:人の行動や動機を理解しようとする。人を分析することを楽しむ。
    • 低得点者の特徴:人の行動の背景に関心がない。人を分析しようとしない。
今回は、4因子すべての高低の組み合わせ16通りではなく、2因子が高く2因子が低い組み合わせ6通りのキャラクターを登場させます。関心領域の解釈においては、どの因子が高得点かで関心の領域をとらえ、高得点因子の数で関心領域の広さをとらえます。今回は2つの領域に関心をもつ6人のストーリーです。
今回の舞台は会議室。新しいフラッグシップサービスとなる適性検査のリリースに向けた「開発プロジェクト」の2回目の会議。6人は事前にパイロット版システムをくまなく調査し、それぞれの視点で気になる点を持ち寄っています。同じシステムを調査してきた6人が、会議室で何を語り始めるか。どうぞお楽しみください。

登場人物紹介

6人は同じシステムを調査してきましたが、それぞれがまったく違う点に注目しています。OPQの「関心領域」を構成する4つの因子(具体的事物、データ、美的価値、人間)のうち、高得点の2因子の組み合わせが、6通りの個性を生み出しています。

源田(げんだ) 情報システム部システム開発課長 ※第3回より登場

「動いているか、数字が出ているか。それがすべての判断基準」
システムが正しく動いているかどうか、数値で示せるかどうか。それ以外の話になると、途端に言葉が少なくなる。今回のプロジェクトリーダー。

因子名 標準点
12345 678910
           
具体的事物 8
           
データ 10
           
美的価値 2
           
人間 1
           

群居(むれい) マーケティング課 ※第2回より登場

「数字で考えて、見た目で伝える。手を動かすのは誰かにお任せしたい」
データとデザインの両方に目が向く。現場の実務や、人の感情の機微には、あまり関心が向かない。

因子名 標準点
12345 678910
           
具体的事物 3
           
データ 9
           
美的価値 8
           
人間 2
           

籠田(こもだ) カスタマーサクセス課 ※第2回より登場

「データを見るよりも、お客さんをよく見て、手を動かす。これが私のやり方」
顧客の現場と、そこにいる人の行動に関心が向く。データより、顧客の態度と言葉を信頼する。第2回の展示会では、QRコード一枚で最多商談アポを生み出した。今回も何かを準備している。

因子名 標準点
12345 678910
           
具体的事物 9
           
データ 3
           
美的価値 3
           
人間 10
           

独井(どくい) セールス1課 ※第1回より登場

「人をよく見て、審美眼を働かせる。データに惑わされず本質を見抜く」
顧客との商談で磨かれた人間観察眼と、独特の審美眼を持つ。第1回では会議の流れを無視して自分の意見を述べ、周囲を困惑させた。今回も何か言い出しそうだ。

因子名 標準点
12345 678910
           
具体的事物 2
           
データ 1
           
美的価値 9
           
人間 9
           

観多(みた) コンサルティング部テスト開発課

具体的事物:3 データ:10 美的価値:2 人間:10

「人の行動は複雑だが特定のパターンも潜んでいる。データが複雑性を解き明かす鍵になる」
サイコメトリクスのプロ。受検者の得点データを見れば、その背後にある人間の行動や動機がありありと見える。デザインや実務の話には、関心が弱い。

因子名 標準点
12345 678910
           
具体的事物 3
           
データ 10
           
美的価値 2
           
人間 10
           

工美(たくみ) 情報システム部システム開発課(デザイン担当)

具体的事物:9 データ:3 美的価値:10 人間:2

「美しいデザインと自然な操作性はサービスの高い品質を象徴する」
デザインの精度と、物としての設計品質にこだわる職人。フォント、カラー、レイアウト。気になったことはすべてメモしてきた。

因子名 標準点
12345 678910
           
具体的事物 9
           
データ 3
           
美的価値 10
           
人間 2
           

会議室シーン

ミーティングの開始時間は午後2時。プロジェクト開始から3週間、6人全員が揃った2回目のミーティングだ。
源田が会議室のドアを開けたのは定刻の10分前。まだ誰もいない会議室のモニターに電源をいれ、資料投影の準備を始めた。会議資料の最終版がプロジェクトの共有ドライブにアップされたのは3日前。パイロット運用をしている「スマートメトリクス株式会社」のデータレポートだ。30ページにおよぶこのレポートの1ページ目にはスケジュールが記載されている。「役員会提出まであと120日」
定刻までに全員が着席していた。
「お揃いですので始めます」
源田が口を開いた。
「皆さんにはこの3週間、パイロット版システムを一通り操作していただきました。管理者としての全操作、受検者としての全科目受検、フィードバック画面まで。今日はその調査結果とお手元のデータレポートをもとに、改善事項を決めます。まず私からデータレポートの説明をします」
レポートの主要な情報は三つ。サーバのレスポンスタイムのログ、受検デバイス別の行動データ、そして全尺度の得点分布。源田が説明を始めると同時に、6人の視線は各自のノートパソコンに表示された資料の別のページに向かった。
源田はレスポンスタイムの説明をしている。群居はデバイス別行動データのグラフを見ている。観多は得点分布のページを食い入るように見ている。工美はモニターではなく自分のスケッチブックを開いた。籠田は会議室モニターで資料を見ながら、ノートパソコンで何かを書いている。独井はダウンロードしておいた会議資料に一通り目を通すと、別のファイルを開いた。
源田の概要説明が終わった。
「では、各自の調査結果を説明してもらいます。まずは私から」
源田は最初に自分の調査報告を始めた。
「レスポンスタイムを見てください」
ページをめくり、グラフを指差す。
「パイロット期間中のピーク時、同時受検者数が一定数を超えた時間帯でレスポンスタイムが低下しています。今回は1社、数百名規模でこの数値です。本番運用で複数社が同時受検する場合、数万人、あるいは数十万人となり、現状のサーバ構成では安定稼働の保証ができないことがわかりました。最優先課題と思っています」
淡々と、しかし揺るぎなく言い切った。

システムが正しく動くかどうか、数値で証明できるかどうか。それが源田の判断軸だ。ピーク時のレスポンスタイムという「測れる問題」を、「最優先」と言い切ることに迷いはない。受検者がどう感じるか、画面がどう見えるかは、その次の話だ。

「群居さん、お願いします」
群居が自分のノートパソコンをモニターに接続した。
「デバイス別の行動データを見てください」
グラフには、スマートフォンとPCそれぞれの受検完了率と離脱ポイントが示されていた。
「認知能力テストのインストラクション画面、つまり例題を受検する画面で、スマホ受検者の離脱が集中しています。しかも離脱後にPCに切り替えて再受検している人が複数確認できる。スマホで始めようとしたけど諦めてPCに移った、ということです。数字で見れば明らかです。スマホのUIに問題があります。実は私も同じことをやりました」
グラフは確かに、その通りのことを語っていた。
「あと」と群居は続けた。「このサービス、全体的にスマホで見ると少し古い印象があります。UIとビジュアルの両方を見直せば、スマホの受検率は改善できると思います。データが根拠です」

データとデザインの両方に目が向く。スマホ離脱率というデータと、UIの見た目という美的観点が、群居の中では自然につながっている。現場でどんな受検者がどんな状況でスマホを手にしているかには、関心が向きにくい。

「工美さん、どうぞ」
工美はノートパソコンではなく、スケッチブックを手に立ち上がり、ホワイトボードの前に進んだ。誰も立ち上がるとは思っていなかった。
「調査中に気になった点を書き留めてきました」
スケッチブックには、受検画面のスクリーンショットに手書きの注釈がびっしり書き込まれていた。
「まずフォントです。現状は欧文フォントと和文フォントが画面によって混在しています。グローバルブランドのガイドラインで指定されているフォントと、一部の画面で異なるものが使われています。次にカラーです」
工美はスケッチブックのページをめくった。
「ブランドカラーとして指定されているRGB値と、実装されているボタンのカラーが微妙にずれています。具体的にはメインボタンの青が、ガイドラインの指定値より彩度が3%高い」
会議室が少し静まった。
「レイアウトについても複数の画面で余白の取り方が統一されていません。グローバルで展開するサービスとして、ブランドの一貫性は妥協すべきでないと思います」
言い終わると、工美は静かに着席した。

フォントの種類、カラーのRGB値、余白のピクセル数。工美が気にするのは、物としての設計が正しいかどうかだ。受検者がそれをどう感じるかではなく、設計として正しいかどうか。その基準は明快で、揺るがない。

「工美さん、個人的には手書きも好きなのですが、できれば次からは紙でなくデジタルホワイトボードにしてもらえませんか。共有がしやすいですし。できれば、でいいですから。」
工美の返事を待たずに、源田は進めた。「では、籠田さん」
籠田はノートパソコンの自作の資料をモニターに映して、ゆっくり話し始めた。
「スマートメトリクスさんから、いくつか声を聞いていました。パイロット期間中に直接お会いしたときと、先月のフォローアップの際にも」
先月発生したインシデントの後、スマートメトリクス社との関係を丁寧につなぎ直してきたのは籠田だった。
「受検者の方からは、フィードバック画面が見づらいというご意見が複数ありました。自分の結果をどう見たらいいかわからない、と。管理者の方が一番困っておられたのは、リアルタイムで受検の進捗を把握する手段がないことでした。受検完了はデータダウンロード画面でわかるのですが、プロジェクト画面からは受検開始も完了がわからないので催促メールが送りづらい、と」
淡々とした口調だったが、内容は具体的だった。グラフでも設計論でもなく、顧客の言葉をそのまま報告した。
「一つ、提案があるんですが」
籠田がそう言いかけたとき、源田が「後で聞かせてもらえますか。まずは全員の報告を終わらせましょう」と遮った。籠田は「はい」と言ってモニター接続を解除した。

籠田が持ち込んだのは、スマートメトリクス社の人事担当者と受検者の生の声だ。データのグラフでも、設計上の問題でもなく、現場の人間が実際に困っていたことを、籠田はそのまま会議室に持ち込む。それが籠田の報告の作法だ。

「独井さん、どうぞ」
独井は、ノートパソコンに表示した受検画面のスクリーンショットをモニターに映した。
「調査のとき、気になったことがあって」
「どうぞ」と源田が促した。
「色のコントラストのチェックツールで、受検画面を確認してみたんです。……色弱の方には、現状のデザインだと判別しにくい箇所がありました。円グラフで使われている色なんですけど、赤と緑の組み合わせになっているものがあります。あと、ウェブアクセシビリティの国際基準だと、コントラスト比が4.5対1以上必要なんですが、その基準を下回っている箇所が複数あります」
群居が「それを調べてきたの?」と聞いた。独井は「ツールを使えば5分でわかります」と答えた。
「それから、スクリーンリーダーの対応も確認したんですが、認知能力テストの図版問題に代替テキストが設定されていなくて、視覚障害のある受検者はその問題を音声で認識できない状態です。大企業の従業員が対象なら、障害のある受検者が含まれる可能性はあると思います。障害者雇用促進法の観点からも、人事はこのあたりを気にされると思うんですが」
会議室がまた少し静まった。今度は先ほどとは違う種類の沈黙だった。
源田が「アクセシビリティ対応は、把握できていませんでした」と短く言った。

コントラスト比のチェック、スクリーンリーダーの確認。独井が気になったのは、誰かが不便な思いをしていないかどうかだ。数字の分析でも、システムの安定性でもなく、そのサービスを使う人間の側に立ったときに見えてくることを、独井は拾い上げる。第1回でも第4回でも、独井は独自の視点から物事を見ている。

「最後に観多さん」
観多は得点分布のページをモニターに映した。
「ノルムの問題をお伝えしたいと思います」
少し空気が変わった。
「今回のパイロットで使用した採点ノルムはイギリスが開発したインターナショナルノルムです。このレポートの得点分布を見ると、いくつかの因子で偏りが大きくなっています。このノルムで日本の受検者に対する標準性を担保できるかについては慎重に判断する必要があります」
源田が「具体的には」と聞いた。
「たとえば学習俊敏性です。このパイロットデータでは得点がかなり低い方向に偏っています。これが今回の1社の傾向であれば問題ありませんが、常に日本人の学習俊敏性が低得点となった場合、国内での利用にあったノルムとは言えなくなります。検証には多様な業種、複数の企業のデータが必要です」
「つまり、このノルムで本番運用をすべきではない、ということですか」と源田が確認した。
「はい、さらなる検証が必要です」
重い指摘だった。

● OPQ解説:観多

具体的事物:低 データ:高 美的価値:低 人間:高

得点分布から受検者の行動が見える。数字は観多にとって、人間の反応の記録だ。データ分布の偏りは、日本のマネジメント層の特徴なのか、1社の管理職の特徴なのか、その結論を出すにはより慎重な調査が必要と判断した。データと人の行動に関するプロの視点である。

6人の報告が終わった。
源田がホワイトボードに課題を書き出した。
①サーバ負荷・安定性 ②スマホUI ③デザイン・ブランド統一 ④アクセシビリティ対応 ⑤管理者・受検者の使い勝手 ⑥ノルム

「では、6つの課題について確認します」
源田がホワイトボードを振り返った。
「①から⑤はリリース前に対応するかどうかの判断が必要です。⑥のノルムについては後ほど観多さんと個別に相談します。①のサーバ負荷は対応必須です。開発で進めます」
誰も異論を言わなかった。
「②のスマホUI、③のデザイン・ブランド統一はいかがでしょうか」
「②と③は同時にやるべきです」と工美が言った。「スマホUIを直すなら、フォントとカラーも同時に修正しないと二度手間になります。工数はほぼ変わりません」
「わかりました。②と③は並行対応で進めます。④のアクセシビリティは」
「今やらないと、後からやるのが難しくなります」と独井が言った。
工美が続けた。「スクリーンリーダー対応はページ構造の設計段階で入れないと後から差し込めません。コントラスト比もデザイン改修と同時なら追加工数はほぼゼロです。③④は並行対応が合理的です」
「わかりました」と源田が言った。「②③④、並行で進めます」
「⑤の使い勝手については。籠田さん、さっきの提案を聞かせてください」
籠田がノートパソコンの画面をモニターに映した。受検者一覧と完了・未完了のステータス、未完了者への一括リマインドメール送信ボタン。シンプルなダッシュボードのワイヤーフレームだった。
「スマートメトリクスさんの人事担当の方が一番困っていたのは、誰がまだ受検していないかリアルタイムでわからないことでした。この機能があれば、管理者が自分のタイミングで催促できます」
源田が身を乗り出した。「これ、現状のAPIで実装できます。追加開発のコストは小さい。しかも受検完了率が上がれば集まるデータの量と質が上がり、ノルム検証に使えるデータが増える。管理者の使い勝手が、すべての課題につながっています」
全員がうなずいた。
バラバラだった議論が、籠田の一枚の画面を中心に、静かに収束した。

「一点、共有します」源田が言った。
全員が源田を見た。
「今日の議論の結果に基づき、私が改善計画を作成し、後ほど皆さんに共有します。新商品を販売するには役員会議の承認が必要です。提案内容に問題がなければ2週間で承認がおります。リリース予定日から逆算すると4カ月後の役員会議に全ての修正を完了させた状態で提案する必要があります。⑥のノルム再検証が最も時間を要する課題です」
源田は観多を見た。
「観多さん、グローバルの開発チームは日本版のリリースを予定通り進める方針で動いています。日本側から正式に問題提起しないと、このまま進みます。今日の議論の内容を、正式なレポートとしてまとめてもらえますか。グローバルへ日本ノルムを追加する可能性があることを伝えます」
観多が短く答えた。「わかりました」
ノルムはアセスメント品質条件の一つである標準性に関わる最重要事項だ。最終的にはノルムのさらなる検証が会議の最重要課題となった。

データを読む力と、その背後にある人間の行動への関心が、観多をこの会議で最も重要な役割に引き上げた。サービスの見た目でも操作性でもなく、受検者の得点データの意味を問い続けたことが、グローバルへの正式提起という形になった。

数日後

会議の数日後、籠田のダッシュボード案の開発は始まっていた。
アクセシビリティ対応については、工美が社内基準を確認したところ、グローバルのブランドガイドラインにWCAG準拠が明記されていることが判明し、ブランドガイドラインに沿ったデザイン修正と並行して作業を進めていた。フォントの統一、カラーの修正、余白の整理。一つひとつを黙々と直していく。ボタンの青のRGB値が正しい数値に揃ったとき、工美は小さくうなずいた。
観多がグローバルの開発チームに送ったレポートは、送信から3日後に返信が届いた。「日本市場向けのノルム開発を優先課題として取り組む」という内容だった。観多のレポートがグローバルの開発チームを動かした。

数日後

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回はOPQの「関心領域」4因子から、2因子が高い6人のキャラクターを設定し、同じシステムを調査してきた6人が会議室でまったく違うものを語り始める場面を描いてみました。

心理学者のハワード・ガードナーは、人間の知能は単一のものではなく、言語的・論理数学的・音楽的・身体運動的・空間的・対人的・内省的・自然主義的という複数の知能から構成されていると提唱しました。言語や数学が知能なのはわかりますが、音楽や運動、人との関りが知能と言われると、私たちが「センス」と呼んでいるものが「知能」なのかもしれないと気付きます。
人それぞれ得意とする知能が異なるように、人それぞれ関心が向かう対象も異なります。OPQの関心領域因子が測っているのは、その関心が向かう方向の違いです。

関心領域の異なる6人が補い合ったことで新サービスはリリースに近づきました。そして120日後の役員会議に向けて、リリースへのカウントダウンは続いています。
過去回も今回も登場人物および舞台はすべて架空のものであり、実在の企業・人物とは関係ありません。
次回は「思考様式」編です。オーソドックス、変化志向、概念性、創造的という4つの因子が、新たな職場の一幕を彩ります。どうぞお楽しみに。

参考文献:ハワード・ガードナー著、松村暢隆訳『MI:個性を生かす多重知能の理論』新曜社、2001年(原著:Howard Gardner, Intelligence Reframed: Multiple Intelligences for the 21st Century, Basic Books, 1999年)

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

創業期メンバーとして入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。

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